時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
著作権は誰のためのものか
ACTAが漸くネット言論の中ではかなり広まってきたように思う。だが、「オタクが騒いでいるだけ」という偏見が一部で発生している事も事実だ。勿論、オタクは直接の利害関係を持っており、反対する正当な理由を有している。だが、ACTA/TPPがグローバル資本主義の枠内で形成された、支配の道具であるという面を見落とすべきでない。
資本が「好きなものを自由に創作する自由」を簒奪するのみならず、「必要な情報を自由に提供する手段」を奪い取る、私達の諸活動を「著作権」を口実に網羅的に包摂・拘束する、それがACTA/TPPの目論むところだと思う。よって現在の動きは、反グローバリズムと、身近な歓び、楽しみを守りたいという素朴な願いの交錯点にある。無論、根本において両者は深く繋がっている。ぶっちゃけて言ってしまえば、人間的自由を求めるたたかいだ。
A.ネグリ/M.ハートがその著作「帝国」の原文をフリーで公開している事を想起しよう。私は彼らについてあまり詳らかにはしないのだが、著作権という概念に対する抵抗の意志の表明である事は間違いない。また、カストロが特許権について激しく批判していた事を思い出してもいい。
今一度、著作権という概念について丁寧に検討してみる必要があると思う。現行のままでは巨大資本に全てを持っていかれてしまう。
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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

この記事に対するコメント
Dead End Street
朝起きれば、尖閣、政局。 
帰宅したら、誘拐、尖閣、時々政局。   

国営放送局から、受信料未払いの催促が…。  

最初「何かおかしい」と異を唱えていても、こう毎日こんなんじゃ、感覚も麻痺しますよ。   

ACTAに関しては、アメリカが批准となると、合衆国憲法及び州法を大幅に改めなくてはならず、結局また日本だけ?でしょうね。   

文春が「反原発グループ」について、色々書いたみたいです。読んでいませんが、「元ストリッパー」や「パンクロッカー」は、云々だとか?
【2012/09/05 23:48】 URL | ダムド #- [ 編集]


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首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
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尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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