時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
捨子物語
バカバカしい画(一般向け)を描き進めるが、納得いかないので中断。少し頭を冷やそう。
献血に行く。このところ不摂生が続いていたので心配だったが、問題なく検査をパス。400ccの採血。またしても呪われた血を振りまいてしまった(いや、ジョーダンだって!変な病気とか持ってないから!)。


「トラック野郎大全集」を眺める。
決して踏み込んだ研究書などではないが、鈴木則文監督他、関係者のインタビューが中々楽しい。
ただ個人的には、一作目の捨て子のエピソードについて詳しく知りたいと思った。あの場面は黒澤の「羅生門」の痛烈なパロディであり、批判でもある。
志村喬演じる主人公が苦渋の表情を浮かべながら、終に発したどんでん返しの一言を、愛川欽也のジョナサンが完全にギャグにして笑いのめしてみせた。ここには、「そんなこと悩みながら言う事じゃねぇんだよ」という製作者の意思が見受けられ、庶民的バイタリティへの力強い信頼が籠められていると思えた。
この精神が、その後もシリーズを一貫して流れ続けている事は周知の通りである。

映画『トラック野郎』大全集 (別冊映画秘宝)映画『トラック野郎』大全集 (別冊映画秘宝)
(2010/07/23)
鈴木 則文宮崎 靖男

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Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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