時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
縮図
いじめ問題。いじめを受けていた当事者としてはあまり語りたくない。恐喝やリンチこそ無かったが、本を盗まれたり、机をバラバラにされたり、おかしなイタ電が頻繁にかかってきたりといった経験はある。不明朗な発音を口真似されたり、「死ねよ」と言わたりするのは普通だった。発話機能に障害を持つ者にとって、口真似をされる事がどんなに辛い事か、一般の人にはなかなか想像し難いと思う。
この問題で親も教師も殆ど当てにならないこともよく知っている。苦しんでいると訴えれば「忍耐力の欠如」とみなされ、反撃すれば「問題児」として一方的に悪者にされるからだ。
テレビ局の報道姿勢は相変わらずで、本件を面白おかしいネタとして消費しようとしているように見える。
加害者は無論のこと、学校側の対応もひどいのは事実だが、各所で見られる炎上現象には、内田樹のいう「嗜虐性の愉楽」が見え隠れする。問題の解決よりも、誰かを引き摺り下ろしたい、裁いてやりたいといった欲求が先行していないか。もっといえば、糾弾権を簒奪しているのである。挙句の果て、便乗して人気取りに利用しようとする政治家まで湧いて出る始末である。
ついでに折角だから言及しておく。昔、いじめの被害者が仕返しをしようとして、同窓会で毒を盛ろうとした事件があった。実にやりきれない出来事だったが、この時、鳥越俊太郎が「ウジウジするな!とっとと忘れろ!」と言ってのけたのを私は絶対に忘れない。この男の人間性は一切信用に値しないと思った。拉致問題の追及も、進歩派ぶった言説も、全てゼニ儲けのネタだったのだと思う。
結局大人の世界もいじめの原理で動いているのだ。このことを子供はちゃんとわかっている。見透かされていないなどと思うな。嘗めてはいけない。
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Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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