時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
雨の巷に・・・
玄関の鍵が壊された。空き巣狙いか、悪質な悪戯か。どうも後者のほうが思い当たる節があるのだが・・・?大家に頼んで鍵を修理してもらう。セキュリティを考え直したほうがよさそうだ。
今日はやたら寒い一日だった。冬が戻ったのか。漠然とプリティ・メイズなどを聴きながら一日を過ごす。あちこちで原発関連の抗議行動があったはずだが、一週間分の疲労が溜まっているので、今日は休み。頑張っている人たちは偉いと思う。

先日、大西巨人が大阪の君が代問題についてコメントしていた(この人も92歳か。達者なものだ)。
彼の語るところによれば、戦前の軍隊でさえ、こんな細かなチェックはしなかったようだ。君が代斉唱は歌っているフリをしていれば息を抜けたとのこと。嘗ては軍隊の論理と軍隊外の論理は別でありえたのだが、大阪では軍隊さえも行わなかった無茶を市民社会に持ち込んでいるということになる。
大西が左翼陣営において、旧日本軍の証言者として重要な功績を残していることはよく知られている。軍隊には軍隊なりの一貫した論理性があり、野間宏の「真空地帯」的な方法では軍隊への批判にはならない、というのが大西の主張である。ぐうたらな私は「真空地帯」を読んでいないので、野間批判の部分については留保する。だが、敵を見くびってはならない、侮ってはならないという点については納得するものがあった。興味のある方は大西の随筆「俗情との結託」、小説「神聖喜劇」を繙いていただきたい。
尤も、「神聖喜劇」は途中から飛ばし読みしたので、そのうちきちんと読んでみたい。尚、大西の随筆に時折見られる、変に謹厳居士な所はあまり好きではない。

shinsei
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のわーる

Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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