時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
あ、雪だ
「映芸」のベスト・ワーストが発表されているが、もうどうでもよくなってきた。荒井晴彦党の趣味に付き合うのもそろそろ潮時だろう。どちらかというと「秘宝」のはくさい大賞の方が気になっている。

図書館の返却期限が近づいているので、「人間の土地」はほったらかしてA.ネグリの「戦略の工場」を読み進める。だが、「哲学ノート」の分析のくだりに差し掛かって、暗礁に乗り上げている。何が悲しくてこんな晦渋な代物を読んでいるのだろうかと時々思う。だが―澁澤龍彦ほどではないが―図書館で借りてきた以上、取り敢えず目を通さなくては気が済まないという困った性分なのだ。もう少し読み進めば、また具体的な話題になるので、楽になると思うが。
我が家では、レーニンの「哲学ノート」(岩波版)はだいぶ昔に購入したまま書架に眠っている。ざっと眺めていただければおわかりと思うが、そう簡単に読めたものではないのだ。何せ、ヘーゲルの「大論理学」について書かれたノートである。ヘーゲルの引用に、レーニンが「正しい!」だの「ひどく判りづらい」だのコメントを寄せていたのを覚えているのだが。

正直、この手の「業界本」からは少し離れたい。前にも記したかもしれないが、精神衛生のためである。政治的言説に足を絡め取られると、どうしても窮屈になる。やはり、政治の幅は生活の幅よりも狭い。

20110117
スポンサーサイト

テーマ:本読みの記録 - ジャンル:本・雑誌

この記事に対するコメント
あ、美人だ
本日、仕事半分、遊び半分で神田神保町におりました。のわーるさんにとって精神衛生上良いか悪いかは解りませんが、相変わらず私にとっては蠱惑的で刺激的な本に満ちた街でした。少々ビックリしたのが「コミック系」の店舗が増えたこと、中には同人誌専門店なんてのも…暫く留守している間に(その分アキバから締め出されているとも聞いていますが)…まぁ頑張って欲しい!。タイトルは神保町すずらん通りの東○堂書店内レジ係のお姉さんを見ての感想です(笑)。
【2012/01/21 23:08】 URL | ダムド #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://noir731.blog106.fc2.com/tb.php/747-bc4cd674
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

のわーる

Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



のわーるのつぶやき



最新記事



カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -



最新コメント



過去記事のアーカイブ



カテゴリ



最新トラックバック



2010年「国際ジュゴン年」



検索フォーム



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



RSSリンクの表示



全記事表示リンク

全ての記事を表示する



FC2カウンター