時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
遠い過去の宿題
暑い一日。
ガルシン「あかい花」読了。
ページ数の少ない本(しかも短編集)なのだが、遥か昔購入したまま放置されていた本。漸くノルマ(?)を果たした気分。
内容的には「四日間」を除き、テーマは殆ど同じである。ガルシンは貴族階級に属するが、生きることに対する閉塞感というか、どこか突き抜けていきたいという思いは身分を問わないようで、いつの時代も変わらないらしい。とにかく窮屈なのだ。言い換えれば近代的自我と、それを圧殺する社会との対立とでも言おうか。高村光太郎の「ぼろぼろな駝鳥」などと期を一にしているといってもいいと思う。
尚、「信号」の問答の件りは読んだことがある。これは中学受験の問題集に掲載されていた。通っていた学習塾の講師が両者の主張の利点と欠点を整理して解説していたのを覚えている。懐かしい思いがした。

本棚の奥を引っ掻き回してポール・ド・クライフ「微生物の狩人」上・下を発掘する。中学時代に購入した本で、ある程度読んではいるのだが、卒読しないまま放置してしまった本である。
比較的読みやすい科学読み物なのだが、この所無性に読みたくなって気になっていた。折を見てじっくり読んでいくことにしよう。

akaihana


あかい花―他四篇 (1959年) (岩波文庫)あかい花―他四篇 (1959年) (岩波文庫)
(1959)
ガルシン

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首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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