時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
カウンターカルチャーの足跡
珍しく「週刊金曜日」で日活ロマンポルノの記事が掲載された。寺脇研の執筆したものだが、入門者向けに割りとよく纏まったものになっている。ただ、一般にはAVとピンク/ロマンポルノの区別がついていない人が多いので、そこから解説を始めるべきではないかと思う。
「週刊金曜日」の読者なら尚更だろう。ハダカ=セクハラだ、けしからん、取り締まれ、正しい思想を伝えるのが文化の使命だ云々・・・などとホザく連中の如何に多いことか。
映画は純潔主義者共の宣伝道具じゃねぇんだよ!(そういえば絓秀美も「情況」か何かの座談会で、若松映画はセクハラだと思った、と発言したことがあった。その後意見を改めたかどうか知らないが)
どうもこの話題、トラウマがあるので熱くなってしまう。とにかく、この雑誌が嘗てのカウンターカルチャーについて再検討を始めたことは喜ばしいことである。今やポリティカル・コレクトネスの桎梏は解体されるべきであろう。

尚、AVとピンクの違いについて、初歩的なことを説明すると、以下のようになる。
●AV・・セックスを撮影したもの 本番あり
●ピンク・・ベッドシーンの多くある映画 本番なし、擬似性交のみ(撮影の際に前貼りを使う)
(ロマンポルノは日活という大手の会社が制作したもので、予算、規模以外は基本的にピンク映画と同じと考えてよい)
勿論、個々の作品にはそれぞれ差異もある。ストーリー性のあるAVを撮っている人もいるだろう。だが、大雑把なイメージとしては、上記のようなものと考えておいて欲しい。頓珍漢な話をしている人をよく見かけるので、ここはこだわりたい。

週刊金曜日 2010年 11/12号 [雑誌]週刊金曜日 2010年 11/12号 [雑誌]
(2010/11/12)
不明

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それはそうと、サムライミが「ノワール」(監督:真下耕一 脚本:月村了衛)の実写版を検討しているとの情報を耳にした。「黒き御手は嬰児の、安らかなるを護りたもう」というアレなのだが、もうリメイク、やめようよ・・・
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Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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