時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
孤独の肖像
例によって蔵書の消化作業。ガルシア・マルケス「愛その他の悪霊について」読了。
ヒロインのシエルバ・マリアと神父カエターノ・デラウラの悲恋を軸に、様々な登場人物の愛と孤独が描かれる。
色々な寓意を読み取ることが可能だと思われるが、私には教会が米国を象徴しているように見えた。つまり、米国が自らの思惑で、中南米社会をグチャグチャに掻き回しているという事である。
解放への夢は潰え、孤独を自らのうちに抱えたまま、死を迎えていく、そんな登場人物達の姿に、中南米社会の困難が象徴されているように思えた。果たして、これは考えすぎなのだろうか?

愛その他の悪霊について (新潮・現代世界の文学)愛その他の悪霊について (新潮・現代世界の文学)
(1996/05)
G. ガルシア・マルケス

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のわーる

Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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