時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
「次は「三島由紀夫」を撮ります」
「キャタピラー」をもう一度観たくなったので、先日、若松孝二オールナイトに行ってきた。
色々新たに気づいた点があったので、もう少ししたら纏めてみようと思う。
トークショーで、監督は「来年は二本撮る」と宣言していた。
次回作は山口二矢かと思いきゃ、「三島由紀夫」とのこと。山口二矢、永山則夫、三島由紀夫を一本の作品で描くような話をしていた。以前から山口二矢を撮ると明言していたのだが、どうも構想が変わっていったらしく、三島をメインに据える事になったようだ。この構成だと、どうだろう。「異常者の血」や、「拷問百年史」のような形式になるのだろうか。
また、三島については「性輪廻」で既に取り上げているが、どのようなアプローチになるのだろうか。まさか「実録・連赤」のスタイルで描くことはあるまいが(あれは例外的な作品だと監督があちこちで語っている)。
あと、「今度の三島映画で昭和を撮ることは終わりにする」とも語っていた。おやおや、この前「現代を取り上げてもつまらないから「昭和」を描くんだ」と語っていたと思うが、気が変わったのだろうか。
まさか、引退するわけではないだろうから、それはそれで歓迎すべきことではある。やはり、若松監督にはストレートに現代を描いて欲しい。無論、「連赤」も「キャタピラー」も現代を射程に入れているには違いないが、現代と如何に向き合うかを、率直な形で作品にして欲しいと思う。その点、相棒の足立正生からもガンガン挑発して欲しいところだ。

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Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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