時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
娯楽としての<辞任>
元々舛添要一は大嫌いで、共感を持ったことは一度も無い。東京都に選挙権は無いが、都知事選の結果を見てがっくり来たものだ。予想されていたことであるが、「テレビに出ている」「学者という肩書きで名を売ってきた」の二点のみでイメージ戦を制したわけである。
寄ってたかって祭り上げるエネルギーは、ひとたび立場が変われば、これを集中的に抹殺する力学に転化する。現実に、ここ最近のテレビ報道では視聴者を洗脳するかのように舛添バッシングが続けられた。
碌でも無い奴ではあるし、辞めることに何ら異存は無いのだが、収賄問題の甘利は話題にならないし、桁違いにあこぎな事を行ってきた石原慎太郎が非難されることも無い。この報道、おかしくないかと思うのは自然だろう。築地移転問題や、オリンピック買収疑惑はど こへ行った。
さて、御存知のように舛添は辞任と相成った。そこで今度は次期候補者選びのお祭り騒ぎである。橋下や東国原などのタレント達は論外としても、何故か自民党系の人間ばかりが「手堅い」とクローズアップされる始末だ。
「有権者はそんなに莫迦ではない」、そう思いたい気持ちは理解する。だが、多くの人々にとっては、テレビこそが真実である。勝ち組のまことしやかな言説に翻弄され、人々は何度でもひたすら踊らされ続ける。「良い奴隷とは、自分が自由だと思っている奴隷である」、いつまでこんなことが続くのだろう。
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Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
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