時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
オリバー・ストーンの印象
大分間が開いてしまった。
何も書かないのも癪なので、映画の話を書きなぐってみることにしよう。
この間、オリバー・ストーンの映画を立て続けに観た。この人の映画はあまり熱心に観たことが無く、ちゃんと観る機会を設けようと思ったためである。特に避けていた深刻な理由があるわけではない。淀川長治が彼を手厳しく批判していたため、何となく遠ざかっていただけである。ちなみに、今までに観た事があるのはドキュメンタリー「コマンダンテ」と、少年期に地上波の放送で見た「サルバドル」のみだった。
以下が今回鑑賞した作品である。ちょっと気が向かなかったため、ベトナム戦争物は入っていない。

・ワールド・トレード・センター 米国における、例の9.11事件を描いたもの。特に掘り下げはないが、人間ドラマとしてはよく出来ている。
・ウォール・ストリート(「ウォール街」の続編) 登場人物がゲスばかり。ハッピーエンドにする必要はなかったと思う。尚、邦題は酷すぎる。続編であることを明示するべきだろう。
・JFK 長過ぎる点を除けば、謀略物のノンフィクションとしてなかなか見せてくれる。
・ウォール街 続編よりはこちらの方がよく出来ている。いずれも、お金の怖さがよく描かれた作品。
・ブッシュ なかなか面白いとは思うのだが、エンディングのディランの歌が一番良かったというのが情けない。

この他に「ニクソン」を借りてきたのだが、ちょっと食傷気味になった。作品群をざっと観た印象では、悪くはないが、取り立てて凄いという程のものではない。ただ、この人はコスタ・ガブラスにはなれないなぁと思った。今一歩ガツンとくるものが欠けている。また、一本一本がやたら長過ぎるというのは何とかして欲しい。
とはいえ、沖縄に関する発言も含めて、この人は作品も本人も決して嫌いではない。「コマンダンテ」でバイアグラの話をカストロに振ったときには笑ったものである。新作の「スノーデン」は是非観たいと思っている。どんなアプローチをするのだろうか。
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首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
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尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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