時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
只今暴走中!
「民主の主の字を解剖すれば、王の頭に釘を打つ」とは中江兆民の都々逸であるというが、先日、佐高信が国会前でこれを披瀝したのは記憶に新しい。別に国王の頭をパチンコ台にしろということではない(ヘルレイザーやブラックラグーンじゃあるまいし)。権力者に対し、抑えを作る、枷を設けるということである。
なべて権力は時が経てば当然に腐敗するものであり、いずれは暴走するものである。中には当初から虎視眈々と機会をうかがい、権力を入手した途端、出力全開で暴走を始める者もいる。ぼんやりと傍観しているうちに、事態は着々と進んでいく。
「こんな筈じゃなかった」という言い訳は通用しない。傍観は「黙示の承諾」として、全て肯定したことと同等と看做される。忌々しいことだが、そういう仕組みが既に出来ている。何が起ころうとも、「全てあなた方が望んだとおりです」というわけだ。
いつの時代でも、政治主義は愚劣である。だが、降りかかる火の粉は払いのけねばならない。必要なことは、権力の暴走を食い止めることである。暴走した権力と上手くやることではない。

※尚、中江兆民の都々逸はあくまでも風刺であり、「主」の字の解字としては正しくない。白川静によれば、それは以下の通りとなる。
「火主の形。のちに鐙(あぶらざら)の形をそえて主となった。火は神聖なものとされ、廟中に火を操る者は長老であった」
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Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
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