時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
ウクライナの悲哀
「戦車とは交通手段であり、兄弟諸国への友好的訪問に利用するものである」(「スターリン・ジョーク」河出文庫)
これは「エレヴァン放送」の名でよく知られたロシアン・ジョークの一つであるが、ハンガリー事件から60年近く経った今日も尚、大ロシア主義の亡霊はさまよい続けているものらしい。かのカー・ゲー・ヴェーの首魁は、ウクライナを衛星国の地位に留めておきたいのだろう。ただ、これをソヴィエトの再来と呼ぶことには違和感がある。むしろ昔も今も、そこで機能していたのは強大なロシア至上主義であるような気がする。一口に言えば、大国の思惑というものはいつの時代も変わらないということだ。
リビアを破壊し、アフガン、イラクを荒廃させた諸各国にこれを糾弾する資格があるのかはともかく、私達に拠って経つ立場があるとすれば、それはウクライナ民衆の立場以外にありえない。勿論、「民衆」と一括りにいっても、それは一枚岩ではない。何がかの地の人々のためになるのか、また、何がかの地の人々のためにならないか。少なくとも、暴力装置の駐留が、最も悪質なものであることはいうを俟たない筈である。
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のわーる

Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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