時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
雑想
ASEANの晩餐会において、AKBとEXILEが晒し者になっていた。因果な商売で、流石に気の毒な気もしないではない。権力者が文化を利用しようとするとき、決まっていかがわしい匂いが付き纏うものだ。ナチスとヴァーグナーのような例もある。だが、それにしてもセンスが無い。あっても困るのだが。
そういえば、「進撃の巨人」の主題歌「紅蓮の弓矢」が紅白に登場するという。あの歌はやたら好戦的で、私は好きではない。扇情的なコーラスには、「カルミナ・ブラーナ」を想起した。あれのポップ版といったところか。それだけに、却ってほのぼの系のMAD(「けいおん!」等)とはよく合っている。富士には月見草がよく似合うものである。

船戸与一「南冥の雫 満州国演義8」を読み始める。舞台は1942年。ミッドウェーでの<大勝利>に沸く日本。真相を何も知らされないまま、「日本軍の快進撃」という都合のいい情報に踊らされる人々。何度も同じことを言いたくはないが、この小説が描いているのは過去の歴史ではなく、現代であることを忘れてはならないだろう。歴史小説が「現代小説」であるというのは、寧ろ当然ではあるのだが。
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のわーる

Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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