時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
自由をとれ
「対談集 若松孝二の時代を撃て!」を購入。
今となっては晩年というしかないが、若松は「怒りたい時は怒っていいんだよ」と説いたものだった。愚かなヘイトデモは論外として、「怒り」に正当性を与えた、貴重な表現者の一人だったと思う。
この人が、「警官を殺したい、しかし、現実に殺したら犯罪者になってしまう。だから映画の中で警官を殺す事に決めた」と映画監督の道を選んだ事は有名である。私生活での切った張ったはともかく、正しく怒る方法を彼は知っていた。

「短気は損気」などという、隷属的な人生訓が幅をきかせている昨今である。「社会的に怒る」ということが、これほどまでに、とことん卑しめられてしまった時代があったろうか。
だが、己の心、己の生命を蝕む者に寛大であってはならない。まさしく、怒るべき時には怒るべきだ。腹いせに窓ガラスをぶちこわすことなど、怒りでもなんでもない。本当の怒りをうたえ。魂の奥底から湧き上がる怒りを。
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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

この記事に対するコメント
正当な怒り
今迄、ちっちゃい事にはご存知の通り良く怒ってましたが(笑)
敵がデカイと戦意喪失して、怒りを逃がしてましたが、たとえ何にもならずとも怒りは正当に伝えるべきだよね。方法は色々あるし。と思ったよ。
ストレートに怒鳴ったり暴れたりが怒りではないなと、山本太郎氏の街頭演説聞いて思ったわ。
当選して欲しいと思うのは、多分、国に対する怒りの正当表現だと思ったよ。
【2013/07/19 01:37】 URL | ないと #- [ 編集]


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のわーる

Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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