時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
粗野で無思想な倫理主義
今朝の朝日新聞において、北原みのりが相も変わらず頭のおかしさを表明し続けている。正直、ヘドが出そうだ。
何度も言うが、「だらしない」からロリコンが生まれる、などということはあり得ない。折り目正しくしていようが、だらしなかろうが、性的傾向は否応なしに人それぞれ存在する。北原は人間観が徹底的に駄目なのだ。この人物は、自分が散々罵詈讒謗を投げつける相手が、どれだけ深刻に自己のセクシュアリティに対する葛藤を抱えているか、想像したこともないし、するつもりも無いのだろう。結論は最初から決まっている。「駄目な奴」だ。それ以上の思考は存在しない。人格への断罪が全てである。
北原にとっては「鍛え直せば変態は無くなる」のだろうか。ならば、フルメタル・ジャケット式の訓練を受けた海兵隊は、さぞかし模範的な「性」を体現しているのだろう。
人間は社会的諸関係の総体である、と哲学者は言った。この「諸関係」とは、無数の関係性が網の目のように複雑に入り組んだ構造体であり、さらにそこには蓋然的な諸要素までもが含まれる。「よいイデオロギーを持てばよいセクシュアリティが決定される」などというのは公式主義者の妄想である。
文化が<性>に度外れた関心を寄せるのは政治的な頽廃の象徴だ、としたのはレーニンである。これに対し、私は断言する。文化が<性>を拒絶するのは社会の反動化の象徴だ、と。<性>とは人間にまつわる事柄だからである。機械的な理念の物差しがしゃしゃり出る余地は無い。
スポンサーサイト

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://noir731.blog106.fc2.com/tb.php/1252-75d624f7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

のわーる

Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



のわーるのつぶやき



最新記事



カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -



最新コメント



過去記事のアーカイブ



カテゴリ



最新トラックバック



2010年「国際ジュゴン年」



検索フォーム



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



RSSリンクの表示



全記事表示リンク

全ての記事を表示する



FC2カウンター