時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
侵すことの出来ない永久の権利
憲法記念日、である。私は天皇条項については異見を持つ者だが、基本的には護憲派の立場である。
自民党の改憲案は、明治憲法の劣化版である。論ずるに値しないような拙劣な代物だが、メディアによる改憲ムードを背景として、大手を振って罷り通りかねない状況が出来上がっている。
率直に言うと、「九条守れ」の一点突破主義ではかなり厳しいと思う。自民党による改憲案の内容を見ると、これは人権条項に様々な「法律の留保」を設けていくものとなっている。早い話、私達の諸権利が絵に描いた餅と化してしまうわけであり、民主主義そのものを崩壊させるような性質のものである。想田和弘の言い回しを借りれは、「そろそろ日本は民主主義をやめましょう」ということだ。
憲法は公権力に対する命令である。権力者は人々の権利を侵してはならない。そこには、公権力は何をするかわからない危険極まりない存在であり、法律で厳しく取り締まらねばならない、という強固な意思が働いている。以前にも述べた事だが、憲法99条に記された「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員」は、人権侵害のブラックリストなのだ。改憲のハードルが高いのは、公権力にやりたい放題をやられては困るからである。

今日は都心をはじめ、各地で様々なアクションが繰り広げられた。私も某所の行動に参加したが、なかなかうまく発言出来なかった。難しいものである。
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首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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