時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
魔女の宴
角田栄子の児童小説「魔女の宅急便」が実写映画化されるらしい。宮崎駿の監督作として、一世を風靡した作品である。こちらのイメージが強い人にはちょっと…というのが正直なところだろう。
今回の監督は清水崇。「呪怨」シリーズでホラー映画界の第一人者となった人で、私も好きな監督である。このブログでも何度か取り上げた記憶がある。まあ、言ってみれば、つのだじろうがホームドラマを描くようなものか。まさかキキが怨霊となって家に地縛するわけではあるまいが(それはそれで観てみたいが)、どのような形になるか、興味津々である。これが清水崇の黒歴史にならなければいいのだが。

アニメ版が公開された当時、荒井由美の主題歌と相俟って「優しさ」がキーワードとして一人歩きした感がある。当時、この優しさブームにイラッとした記憶があるが、その捌け口を白土三平の「カムイ伝」あたりに委ねていたように思う。過酷な運命の中を生き抜く峻厳たる存在に憧れていた。その一方で、「魔女の宅急便」を観るために二回も劇場に足を運んだ事も事実である。おそらく、両方とも私には必要だったのだ。

閑話休題。とまれ、宮崎駿テイストとは大きくかけ離れた作品が成立する事を期待したい。尤も、ファンタジー作品という性格上、危険な賭けであることには変わりないのだが。

尚、五月一日の前の晩には魔女達がブロッケン山に集結し、乱痴気騒ぎを行うという。これが世に言う「ワルプルギスの夜」なのだが、おや、あと一週間足らずだよ。
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テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

この記事に対するコメント
きゃあ!春だったのですね~(^_^;)
きゃあ!ワルプルギスの夜って、春だったのですね…(^_^;)
…え~実は自分、ササヤカながら「くりえーたー」っぽい事もちょこっとだけやっておりまして、で自分で作った作品の中に「魔女さん踊りまくり」の題材がありまして…で。
しまったぁ~!ワルプルギスの夜を、てっきり「秋」だとカンチガイして作品つくっちゃいましたあぁぁ(恥)
はい。「ハロウィーン」と間違えたんですね自分(苦笑)。いやもう、西洋のコトろくに知らないのに生半可な知識で作品ものすると恥をかくという…いいやぁ。そのままで行こう(暴挙)
【2013/04/26 23:52】 URL | ふぶら #- [ 編集]

Re: きゃあ!春だったのですね~(^_^;)
ワルプルギスの夜って、初めて聞いたのは武田泰淳の「富士」だったでしょうか。「ファウスト」第一部を読んだのは大分後でした。「まどマギ」ではラスボス的な魔女の名前になっていましたが。まあ、虚淵氏もファウストは読んでいないですから・・・
魔女狩りはともかくとして、民間伝承の「魔女」は色々想像力をかき立てますね。
【2013/04/29 01:29】 URL | のわーる #- [ 編集]


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首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
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