時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
民主主義の神話
テレビも特番が続いているらしく、年末気分が押し寄せているが、モジモジ先生こと下地真樹氏のの拘留はいまだ解けず。「根拠無き拘留延長」という異常な事態が続いている。この国は擬制としての民主制さえ完全にかなぐり捨てた感がある。
イラク戦争の際に、「日本には曲がりなりにも民主主義の歴史があったので、戦後統治がうまくいった」という言説が流布された。しかし、今考えてみるとこれは疑わしい。「決められた事にはおとなしく従う」という国民性があったから、占領政策もやすやすと運んだというのが正解のように思える。日本の民主化は、まだ途上にある。

不細工な選挙が一段落し、再び反原発、反TPP、反改憲といった「民主化運動」も復活している。勿論、これまでとやる事は変わらないのだが、同じことを繰り返せば参院選で同様の徹を踏みかねない。このままでは「やっぱりダメだった」「何をやってもムダ」、という諦めが益々蔓延していく事になる。運動の流れをどのように発展させていくかが私達の課題である。
私達は、空想的なユートピアを求めているわけではない。反原発にしろ、反表現規制にしろ、素朴かつ当たり前のことを実現したいだけである。それが国を挙げて否定され、犯罪というおどろおどろしいイメージと共に喧伝されてしまう。それがこの社会の姿である。歴史は一朝一夕には動かない。だが、当たり前のことに何百年、何千年もかけなくてはならないというのは、いくらなんでも醜悪ではないだろうか。実にやり切れない。
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Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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