時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
「生殖器には美」 W.ブレイク
人間嫌いがますます酷くなり、あまり文章を書く気が起こらない。それでも気になるニュースがあったので、紹介する。

 「「週刊現代」(講談社)と「週刊ポスト」(小学館)に掲載された、女性器をかたどったアート作品の写真が、わいせつ図画公然陳列罪などにあたる可能性があるとして、警視庁が両誌に対し今後の掲載をやめるよう口頭で警告していたことが21日、同庁への取材で分かった」(毎日新聞)
くだんの写真がどのようなものか私は知らないが、女性器をかたどった作品といえば、ダダの大御所、マルセル・デュシャンの彫刻作品を思い出す。ハンス・ベルメールの人形にしても然り。肉体の存在をオブジェとして、日常性とは異なった視点から捉えなおすのがこれらの作品のモチーフだった。こうした試みは「猥褻、猥褻」とワメき散らすバカの一つ覚えとは対極に位置するものである。
人間性の完全なる支配を目指すためには、モノを考えないようにすることが最も手っ取り早い。余計な事を考えるな、国の決めた事だけを唱和しろ。国が良いといえば、心の底からそれを誉め讃えよ。国が悪いといえば、ありったけの罵詈讒謗を投げつけよ…。
考える事をやめた時、人は機械となり、もっといえば「怪物」となる。
スポンサーサイト

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

この記事に対するコメント
大人の時間
グレーゾーンの存在さえ嫌なのに、グレーをブラックにしまくって来ていますね。  

ダンス規制もそうだし、ジャスラックにしても同じ。  
中国のダビデ像モザイクの事は、報道する癖に。 

次は、春画の無修正あたりでしょうか?  

政権交代を見越しての事だとすれば、この国の「コンテンツ産業界」は、相当な覚悟を(勿論国民も)強いられるのは、確実。  

対話集会の際にも言われた様に「この期に及んで抵抗の歌を歌わない自称ミュージシャンどもは恥を知れ」というメッセージにもイメージが重なる。 
【2012/11/22 02:17】 URL | ダムド #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://noir731.blog106.fc2.com/tb.php/1079-6f7d0376
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

のわーる

Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



のわーるのつぶやき



最新記事



カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -



最新コメント



過去記事のアーカイブ



カテゴリ



最新トラックバック



2010年「国際ジュゴン年」



検索フォーム



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



RSSリンクの表示



全記事表示リンク

全ての記事を表示する



FC2カウンター