時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
ノーベル賞てんやわんや
ノーベル文学賞は莫言に決まった。よって、ディランは今年も受賞を逃す事となった。まあ、別にいいんじゃないか。ノーベル賞目当てにロックを演奏しているわけでもあるまいし、第一それでは格好悪い。
ノーベル賞作家では、ちょっと前にオルハン・パムクの小説を読もうとして果たせなかった事がある。あの手の長い話は、調子のいいときでないと流石にきつい。そういえば高校生の頃、安部公房が騒いでいた影響で、カネッティだのマルケスだのといった名前を振り回していたことがあるが、前者は結局読まずじまいである。代表作は「眩暈」だが、本が高いのと、図書館が遠いのが原因。
川端、大江は別として、クレジオは挫折しっぱなし。他に読んだことがあるのは・・・マルケス、リョサ、カミュ、辞退したサルトル、ソルジェニーツィン、ジード、マン、ヘッセ、ヘミングウェイ・・・何だ、結構あるな。
チャーチルの受賞は措くとして、ラーゲルレーヴが何故受賞しているのかわからない。「ニルスの不思議な旅」は、岩波少年文庫の抄訳を読んでいるが、この一本で受賞理由になったとも思えない(アニメ版は素晴らしかったが)。「エルサレム」などはあまりにも無残な様相を呈しており、途中で読むのをやめてしまった。あれじゃ宗教的白痴だ。

大江の受賞の時に思ったのだが、何かと「日本人が、またやってくれました」とコメントするのが実に気持ち悪い。そもそも文学は個的な作業だ。マスコミや財界人が偉いわけではない。
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Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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