時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
偶像の黄昏

チェ・ゲバラの命日である。過去にも述べたが、私のゲバラに対する思い入れは左程強くないので、取り立てて追悼することも無い。それでも先日の街頭行動にはゲバラTシャツを着ていった。
例えば、アジア圏においてゲバラに相当する人物と言えば誰になるだろうかと、ふと思う。どうも岡本公三あたりがそれに該当してしまいそうな気がするが、どうだろうか。
一般人が大勢いる中で、イスラエル兵と銃撃戦を演ずるということがどれだけ深刻な被害をもたらすか、その想像力の欠如については言うまでも無い。だが、ゲバラにしても、見方を変えれば大量殺人者だ。行為だけを取り上げれば、近しいものとなって来はしないか。
勿論、思想的な力量の違いと言うものはあるだろう。だが一般に、ゲバラが崇拝されるのはその行動においてである。革命のロマン主義。言い換えれば、ロマンに逃げたと言う事も出来る。
意地悪な事を書いてしまった。あくまでも私の趣旨は、偶像崇拝に対しては少し突き放した視点が必要である、ということだ。別にゲバラを攻撃したいわけではない。むしろ偶像性を解体したところから真の評価は始まると思う。

さて、視点を現代の日本に戻す。IMFの総会が東京で開催されている。グローバリゼーションの立役者。貪欲に全てを喰らい尽くす亡者の群れ。荒廃、そして多くの死がそこから齎される。
「しっ、静かに!葬列が君の側を通って行く」(マルドロールの歌)

imf
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首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
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