時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
鉄条網を切れ~9.11に現代の日本の姿を透視する
今年もこの日がやって来た。しかも、昨今の様々な情勢から、今年は特にこの日に思いを致すべき理由がある。
1973年9月11日のチリ、アウグスト・ピノチェトはアメリカの支援の下に軍事クーデタを決行。大統領サルバトーレ・アジェンデを殺害し、自ら政権の座に着いた。アジェンデ政権はは民主的な選挙で選ばれた社会主義政権であり、世界中から関心と注目を集めていたさなかだった。この間の希望と落胆は、映画「ぜんぶ、フィデルのせい」をご覧になった方にはお分かりと思う。
ピノチェト率いる軍事政権は、反対派を容赦なく殺害、投獄し、経済的には徹底した新自由主義的政策を断行、圧倒的な貧困層の増大をもたらした。新自由主義とは、今日知られているように、大国と多国籍企業への一方的な従属関係を強いるものだからである。
さて、翻って、今日の日本を見てみよう。現在首相の座についている野田佳彦という男は、まさにピノチェトの相似形である。徹底した対米従属路線。ACTA、TPPといった新自由主義政策(原発推進もこの流れにある)、ネット規制などの監視社会化と、この政権は民衆弾圧の武器をほしいままに作り出している。ブラック企業が大手を振って罷り通るさまにも、両者の性格の共通性は垣間見られる。競争原理という名の出来レースにより、多数の貧困層が産出され、やがて絶望と死に直面させられるのは時間の問題だろう。
今日も出勤途中に人身事故があった。こちらの詳細はよく判らないが、何かしら暗示的なものを感ぜずにはいられない。止めるなら今のうちである。
スポンサーサイト

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://noir731.blog106.fc2.com/tb.php/1006-bce1d816
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

のわーる

Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



のわーるのつぶやき



最新記事



カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



最新コメント



過去記事のアーカイブ



カテゴリ



最新トラックバック



2010年「国際ジュゴン年」



検索フォーム



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



RSSリンクの表示



全記事表示リンク

全ての記事を表示する



FC2カウンター