時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
湖のある風景
仕事の関係(一応)で、再び中国に赴いた。杭州である。
3日目の朝方に時間があったのでホテル付近を散策する。現地スタッフの話では、ここから西湖までは一時間程だという。さすがに一時間は歩けない。取り敢えず、行ける所まで行ってみよう、と一人でぶらりと歩き始めた。杭州の町並みは人通りが多い。行き交う人は十人十色である。電動キックボードに乗る人を見かけた。中国では自動車もバイクも電動化が進んでいる。問題は電力をどう供給しているかだが。原発はかの地でもあまり評判はよろしくないだろう。そんなこんなを考えながら、雑然と混み合った大通りを30分ほど歩く。と、大きな湖に出た。西湖だ。何だ、一時間もかからない。
西湖はほとりを歩くのが一番気分がいい。この後、遊覧船に乗る機会があったが、印象深いのは周辺の雰囲気である。朝方は太極拳に励む人がいるというが、この日は見られなかった。
司馬遼太郎は西湖の風とその匂いについて言及していたが、特に匂いは感じられない。だが、この雰囲気はとても落ち着く。写真を撮り、暫くぶらぶらと散策した後、ホテルへと帰還した。

IMG_4867.jpg IMG_4871.jpg IMG_4874.jpg IMG_4876.jpg IMG_4890.jpg

スポンサーサイト

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

イメージの黄昏
安倍内閣の支持率がダダ下がりだという。勿論、喜ばしいことには違いない。この社会をこれ程までに破壊し続けた宰相は戦後存在しなかった。だが、この男がやらかしたことについて、どれだけの人が理解しているだろうか。率直に言って、かなり疑わしいと思う。
森友、加計で何か悪いことをやったらしい、稲田が自衛隊について失言したらしい、そして何よりも、安倍を支持しないことが今の流行らしい・・・・・・支持率の低下は、そういった漠然とした認識によるものではないだろうか。
例えば、安倍政権が倒れ、新しい内閣が発足したとする。そのとき、次の総理が安倍と全く同じ政策をとったとしても、高い支持率を得るのではないだろうか。あながち杞憂であるとは思われない。例えば小池百合子のような、今勢いのある人間が総理になった場合のことを考えてみるとよい。
結局のところ、評判を落としているのは「安倍」という看板のイメージであり、彼の行ってきた数多くの悪政に対してでは「ない」と思える。この先安倍政権が倒れたとしても、決して浮かれることは出来ない。

IMG_4705.jpg

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

雑想2017.7.2
都議選、わたしは東京都民ではないのだが、印象を一言でいうと、コレラが減衰してペストが蔓延したというところだ。まぁ、朝テレビをつければ連日都民ファーストの動向と、安倍政権の不祥事(何を今更)のニュースが流れてくるのだから、結果は目に見えていた。結局はイメージの抗争でしかない。
これをもって、遂に民意が目覚めたなどというのはおめでたいと思う。こんな事は今迄にも散々目にしてきた筈だ。

この間に読んだ本
・櫛木理宇「ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり」
相変わらずだが、シリーズの中では平均的な出来栄えか。この手の小説はさらりと早く読めるのはいいが、少し時間を置くと印象に残らなくなってしまうのは困ったものだ。つまり早い話、あまり内容を覚えていない。
・櫛木理宇「侵蝕」
洗脳ホラー小説。出来は決して悪くはない。だが、「一番怖いのは人間だ」という、尤もではあるがありきたりの結末は、流石に拍子抜けの感も否めない。
本作とは話がそれるが、この「一番怖いのは人間だ」というテーマは、一歩間違えると性格の悪いバカが暴れているだけの話にもなりかねない。やはり「一番怖いのは幽霊だ」という方向性は蔑ろにしないほうがいい。
・ブラム・ストーカー「吸血鬼ドラキュラ」
いわずと知れた、古典的ホラー小説。ジャンルとしてあまりにも弄られ過ぎたため、中々原点を顧みる機会がないのが殆どだろう。改めて読むと、決して莫迦にできたものではなく、なかなか引き込まれる。19世紀末の小説作品として、もっと広く読まれていい。
・カール・セーガン「コンタクト」
北杜夫がやたら推していた作品。いつか読んでみようと思って延び延びになっていたものである。印象は、左程でもない。決して悪い作品ではないが、凄いとも思わない。主人公達の活躍が、全て無かった事にされていく件りはなかなか厳しく、結末で一応逆転(?)した格好になっているが、カタルシスはあまり感じない。両親との関係の方が、心に響いた。
出張中なので、感想は改めて更新する事としたい。

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌



プロフィール

のわーる

Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



のわーるのつぶやき



最新記事



カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -



最新コメント



過去記事のアーカイブ



カテゴリ



最新トラックバック



2010年「国際ジュゴン年」



検索フォーム



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



RSSリンクの表示



全記事表示リンク

全ての記事を表示する



FC2カウンター