時を告げない大時計
映画やら書物やらをめぐる、つれづれなる断想など
この所急に寒くなった。
渋谷で久方ぶりに脱原発ツイッターデモ。色々問題点もあるかとは思うが、こうした動きが無くなってしまうのはちょっとまずい。
率直に言うと、かなり厳しい段階に来ている。弾圧の話ではない。ここでネガティブな事を書いても仕方が無いので差し控えるが、「運動が伸びている」「沿道の受けも良くなっている」といった、勝利主義的な発想は捨て去るべきだと思う。見たいものだけを見ようとする事は重大な過ちに繋がる。これは「原発事故はもう終わった」と思いたがる心理と同じである。

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ある封印作品について
先日、東京国立近代美術館で藤田嗣治の「アッツ島玉砕」と「決戦ガダルカナル」(だったかな)を見た。戦意高揚画として、悪名高い作品である。
藤田といえば、透き通るような筆致で描かれた人物画でよく知られている。戦後は戦争責任を問われ、レオナール・フジタとしてフランスで余生を過ごした。関心のあるひとは司修の「戦争と美術」を読まれるとよいだろう。
さてこの作品だが、噂には聞いていたが、確かにドラクロワを思わせる作風で、混沌とした殺戮描写には圧巻の印象を受ける。これをして直ちに反戦絵画とは思わないが、動機や経緯を知らなければ、戦争のおぞましさを描いた優れた作品として評価したくなるのも頷ける。
ここで私はエイゼンシュタインの「イワン雷帝」を思い出す。よく知られるように、この映画はスターリンを礼賛しようとして作られた作品だが、そこに描かれたのは非常かつ冷酷な独裁者の姿であった。結果、スターリンを激怒させる事となり、続編の製作も中止を余儀なくされたのだが、国策芸術を巡る運命を考えると対照的である。
ここにリーフェンシュタールのプロパガンダ映画「意思の勝利」を対置すると、さらに色々な論点が浮かび上がりそうな気がするが、いずれにしろ、こうした作品を封印し、抹殺してしまう事には反対である。封印・抹殺もまた、結局は政治的都合でなされる事だからである。

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メタモルフォセス幻想
先日観に行ったフランシス・ベーコン展のことを記す。感想はというと、今ひとつの印象。質・量共に物足りなさが残った。有名な「ミュリエル・ベルチャーの肖像」を見られたのは収穫だったが。あ、土方巽のDVDも上映していたな。

ベーコンといえば、醜悪に歪められ、押し潰された肉塊となった人物画が特徴的である。手元の「美術手帖」(1992年)には「虐待のタブローか、タブローの虐待か」というコピーが踊っている。この上なく暴力的であり、冒瀆的なのだ。そして、このグロテスクなメタモルフォーゼには、常にある種の心地よさが伴っている事は事実である。
肉体を巡る恍惚とした悪夢。有機的で、艶めいた破壊の幻想。これに比べたら、会田誠の「犬シリーズ」は、ほのぼのとしたユーモアさえたたえているのがよく理解できる筈だ。

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花見会場のエル・グレコ
昨日のエル・グレコ展の事を記す。
エル・グレコは好きな画家の一人だが、何故かこれまでまとまった展覧会に行く機会がなかった。そういえば、画集の類も持っていない。金が無いのが最大の理由だが、魅力を感じながらどことなく遠望していたというのが本当だろう。関心の中心軸がシュルレアリスム以降の美術に移行していたというのもある。結局、伝記的な事柄も殆ど知らないまま今日に至っている。
だが、独特の陰影効果と特徴ある色使い、とりわけ白系統を効果的に使う技法には強く惹かれていた。今回の展覧会も多忙だったため危うく見逃すところだったが、先日記したような事情があり、何とか駆けつけることが出来た。
結論から言うと、行って良かったと思う。大規模な展覧というわけではないが、魅力的な作品は取り揃えてあり、なかなか満足いくものとなっていた。無論、聖像画の類が多いのだが、描き出される鮮やかなヴィジョンは普遍的な輝きを放っている。個人的には、混雑さえも気にならなかったという事を記しておこう。

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金曜日に22時ごろまで仕事をしていた関係で、かなりへばる。家でぼんやりしていると、気が付いたら15時をとっくに過ぎていた。ベーコン展を観に行こうと思っていたが、時間的に不可能と判断、断念する。ならば上野のエル・グレコ展はどうか。こちらは相対的にアクセスが楽なのと、閉館時間が30分ほど遅かったので取り敢えず行ってみる。
上野は花見客で一杯。とんでもない混雑だった。人ごみを掻き分け、美術館に到着。じっくり鑑賞して、丁度閉館に間に合うくらいだった。感想は後日記すが、なかなか良い展覧会だった。
その後、六本木の日本アンデパンダン展に向かう。今日は脱原発のパフォーマンスが行われるためである。音楽の演奏とスピーチという、あまり美術館向けのパフォーマンスとはいえないが、まあ、某讀賣アンパンでは、大勢で床にフトンを敷いて寝そべったり、訳のわからない紐を展覧会場から最寄り駅まで繋いでいくような人(某大家)がいたわけだから、こういうのもありかもしれない。

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「パトレイバー」が実写化されるらしい。だいぶ前にアニメの劇場版を観たが、特に2はつまらなかった。ここで押井守の悪口を書くときりが無いので差し控える。いや、本当に果てしなく続いてしまうのだよ。
噂では実写版の監督には原田眞人の名が取り沙汰されているが、どうなのだろう。「突入せよ!あさま山荘事件」、「魍魎の匣」、「クライマーズ・ハイ」等々、評判の悪い作品がズラリと並ぶのだが・・・


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汎芸術アンパン
国立新美術館で日本アンデパンダン展。反ACTA/TPPチームの出展に駆けつける。歌唱とスピーチによるパフォーマンスは上々だったが、一般の客足がその間は途絶えていたのが気になった。
作品の傾向は様々だが、原発、オスプレイ等の社会問題を扱ったものが目立つ。元々プロレタリア系の作風が強かった展覧会だ。今でもその名残があるのだろう。個人的にはどこか捻ったもの、多層的な感性のフィルターを通したものの方が好みだ。「彼に仮面を与えよ。さすれば彼は真実を語るであろう」とオスカー・ワイルドは言ったものである。

かつてわが国には二つのアンデパンダンが存在した。ひとつはこの日本アンデパンダン。もう一つは讀賣アンデパンダンである。当時、前者がお行儀のいい社会主義リアリズムを基調としていたのに対し、後者はひたすらアナーキーな作品が群れ集う磁場となっていった。そして表現の可能性を極限まで突き詰めた結果、最終的に自壊してしまったといえるのだが、美術史上の意義は小さくない。
赤瀬川原平「反芸術アンパン」を読むと、この讀賣アンパンのおおよその雰囲気がわかるので、一読をお薦めしたい。展示作品には「タンスはあるしヤカンはあるしドラムカンはあるしシャモジだってある。コッペパンやウドンまである」と記されている。

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福一の停電は落ち着いたのだかどうだかよくわからない。きっこの言うように、間に合わせの彌縫策で「復旧した」と言い募っているようにも見える。

ひさびさに武蔵野市民学校の話題。それにしても交通の便が…(以下略)

映画「東京原発」上映会
★日時:3月24日(日)13:10~映画/15:05~ディスカッション                   ★場所:志木柳瀬川図書館(東上線柳瀬川駅から徒歩7分。志木ニュータウン内)
★参加費:無料(カンパ歓迎)
★主催:武蔵野市民学校(映画〇学ぶ会)

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山手線に乗ったら、一面「宇宙船艦ヤマト2199」の広告だらけ。モニターではPVが繰り返し流されていた。このクソつまらない世の中、数少ない楽しみの一つなので、個人的には嬉しい。だが、「2199」の存在すら知らなかった人はどう思ったのだろう。

福一が停電している模様。と他人事みたいに書いている場合ではない筈なのだが、如何せん、正確な情報が入ってこない。ニュースでいくら「ただちに危険性は無い」と言われても今更信用する人もいないだろう。事態を注視しなくてはならない。福一の動向と、東電の動向を。

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今日は丸一日オフにした。どこかで休む時間が無いと、潰れてしまう。そんなわけで近所をあちこち移動するが、何故か延々と長い距離を歩き回る事となった。これじゃ、ちょっとしたデモの移動距離と変わらない。
先日、「現代思想」の最新号を購入した。特集は「大震災七〇〇日」というもので、小熊英二が張り切っている。

先程、千葉県で剣道俳優が再選を果たした。TPPといい、悪い事が立て続けに引き起こされている。勢いに乗じて全て片付けようという腹だろうか。経産省のテントも気掛かりで、かなり厳しい情勢が続いている。


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生まれて、死んで
3/15 仕事は終わらないが、集中力が切れてきたので適当なところで残業を切り上げる。経産省前のTPP集会に合流。何とか終了間際に間に合った。それにしても、報道の劣化振りが想像以上に酷い。大半のメディアは、最後の最後まで「農業問題」で押し切るつもりらしい。日本社会の「化けの皮」は、こんなところでも剥がれ落ちてきている。

サルでもわかるTPP
http://project99.jp/?page_id=75

3/16 「千年の愉楽」(監督:若松孝二 脚本:井出真理)を観る。派手さは無いが、若松にしてはよくまとまった映画だと思う。一口に言うと、典型的なマザコン映画。「生まれて、死んで、生まれて、死んで」というリフレインが若松映画の最後を飾る事となったのは、何かしら象徴的だ。因縁めいたものすら感じられる。

yuraku

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棄てられる民衆、投げ出される民主主義
色々と思うところはあるのだが、TPPを巡る情勢がかなりまずい。以前にも述べたように、知的財産権、保険、医療といった事柄が殆ど報道される事なく、国益、国益といった空疎な空文句ばかりがメディアを席巻する。この場合の国益というのは経団連の利益であり、霞ヶ関の利益であり、永田町の利益である。売国右翼とはよく言ったもので、国益を騙りながら国家や社会を破壊する協定に参加しようとしているのだ(私は右翼ではないが、右翼の論理からしてもこれは異常である筈だ)。資本の論理を国内法に優先させれば、民主主義は破綻する。ここでは、ブラック企業が主権者となる。この国に民主主義が無いのは百も承知だが、そこに至る道すらも完全に断ち切られてしまう。
スケールの大きい悪行は、人々に現実味を感じさせないため、事を進めやすいものらしい。

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薔薇色の奈落
ジミン党がTPP交渉参加に踏み切った。反対パフォーマンスでのアリバイ作りにも余念が無い。「私達は精一杯抵抗しました。また当選させてくださいね」というわけだ。醜悪な出来レースが展開されている。
後発国は再交渉できないにもかかわらず、「条件交渉」などと訳の判らないことを言っているが、結局丸呑みするのは自明の理である。雇用、医療、保険分野での影響、ISD条項の問題など殆ど触れられる事はなく、「あくまでも農業問題である」という虚偽報道が席巻した。壊れつくした社会の姿がここにも露呈されている。
資本主義は原理主義的に暴走すれば、社会そのものを維持できない。だが、今日のグローバル資本主義は社会の維持を前提としていない。壊れるなら壊れてしまうがいい、とことん貪りつくせ。後には荒廃だけが残される。「資本主義は頭のてっぺんから足のつま先まで血と汚物にまみれて生まれてきた」と古人は言った。私達は、果たして希望を作り出すことが出来るのか。

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この怒りを雷のごとく轟かしめよ
納谷悟朗が亡くなった。銭形警部や沖田艦長など世代的に色々と思い入れがあるのだが、またズブズブのアニメ談義になりそうなので差し控える。とりあえず合掌。

10日の報告。昼間、所用があったためデモの時刻に遅れたので、霞ヶ関に直接向かう。地下鉄の駅を降りるとデモ隊の打楽器の音が聞こえてきたので、その場で地上に出る。経産省の少し手前から隊列に合流した。ちょっと大人しめの雰囲気だったので、一人で声を張り上げる。前述のように、別件の用事があったのでトラメガ等の準備はなし。地声でひたすら頑張る羽目になった。
その後、文科省前のACTA/TPPチームの仲間に合流。ライブとスピーチを経てお散歩アピール。国会周辺を移動しながらインスタレーションを展示するというもので、なかなか好評だった。
それにしても寒い。昼間の暑さはどこへ行ったのか。北風も強く、とても耐えられたものではない。経産省前の対話集会ではひたすら震えていた。
報道は相変わらずで、まともに取り上げたメディアは殆ど無い。東京新聞が一面に大きく写真を掲載していたのが出色だろう。人気の無い官公庁での抗議行動に対する疑問の声もある。尤も、国会、霞ヶ関が象徴的な意味合いを持っているのも事実で、だからこそ人が集まったという側面もある。現在の情勢に照らし合わせて、何が有効なのか。意地でも報道しないというのであれば、イヤでも目立つようなアクションを試みる必要もあるだろう。まだ模索の余地はある。


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煙霧に吹かれて
所用で昼過ぎまで遠出をする。ちょっと先行きの展開が微妙なので、落ち着くまでここに記すのは差し控える。
終了後、脱原発の抗議行動に参加。かなり歩き回った一日だったが、流石に頭が回らなくなってきた。投げやりな文章になってしまいそうなので、詳細は後日に回したい。それにしても昼間やたら暑かったというのに、夜になって北風が強くなり、極端に寒くなった。変な一日である。尚、昼間に空が黄色くなったのは黄砂ではなく「煙霧」だそうだ。

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水面下の崩壊
今日は臨時の仕事にかかりきり。一日を費やす。明治公園のデモでは逮捕者が出たらしい。著名人が参加する行動では遠慮してくるかと思ったが、なりふり構わない姿勢でやって来た。これが自民党クオリティか。

日常という感覚がよくわからなくなっている。震災から数ヵ月後に失業した事もあり、それ以来日常生活が帰ってきていない。勿論、私の個人的な事情に負うところが多いだろう。だが、この社会は私達に気付かないところで徐々に崩壊を進めている。それがふとしたきっかけで露呈するのである。気が付いてみると、奈落の底にまっしぐらに落ちている。こうした感覚は、正直、あまり気持ちのいいものではない。


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もうひとつの世界を求めて
TPP問題が正念場に入っている。
中南米諸国は、わが国に先駆けて新自由主義の嵐に蹂躙されてきた地域であるが、今日、メキシコのサパティスタのメッセージは当時にもまして重く響くだろう。以下はサパティスタ副司令官マルコスの言葉である。

「グローバリゼーションの理想は、世界をひとつの大企業に変えてしまい、この大企業をIMF、世界銀行、OECD、WTO、アメリカ合衆国大統領からなる取締役会によって管理することです。こうした情況のもとでは、各国の政府は、この取締役会の代理人、ある種の地方管理人にすぎません。政府は自国民の利益ではなく、この世界的取締役会の利益と価値観を守るのです」
「今日まで人びとはどのような基準で社会、文化を評価していたでしょうか。美、創造、英知、倫理、正義、道徳、誠実に関する自らの基準に基づいてでした・・・・・・ところで、今後は、市場の価値―収益性、利潤、効率―がいたるところで強引に導入され、他の全ての価値に取って代わるのです。これらの価値が政府の決定を支配し、家庭の機能を規定し、学校にも導入され、メディア内部に行き渡っています。各個人は、製造し購買する能力をもつ人しか、社会の中で一つの位置を占めることを認められないのです」

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無法の世界
衆院選違憲訴訟は、大方の予想通りの展開。違憲だが、無効ではないというもの。「影響が大き過ぎるので、ひっくり返すわけにはいかない」との理由で、いわば法曹界では「定番」となっている思考法だが、もうこうした常識を根底から疑って掛かるべきではないのか。
嘗てアーニー・ディフランコは、「ジョージ・W・ブッシュは大統領ではない」と言い切った。私達も、「安倍晋三は総理大臣ではない」と言い切っていい。

「創」最新号を購入。遠隔操作事件報道の記事がメインだ。いよいよ冤罪の可能性が濃くなってきたようだが、さてどうする、テレビ・新聞よ。知らぬ存ぜぬは許されない。
佐高信のコラムは孫崎享批判。私も孫崎の著作には疑問点を抱いていたので幾分頷けるところがあった。私はこの連載に感心した事が殆ど無いので、珍しいことである。ただ孫崎の著書の、全部が全部怪文書であるとは思わない。慎重に読み解いていくべき書物であると考えている。

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異郷からの声
ベネズエラのチャベス大統領が亡くなった。かの国の事情については詳らかにしない。強権的といわれる政治手法にも、いずれ評価が下される時が来るだろう。だが、これを契機に、かの地が新自由主義の業火に包まれる事だけは避けて欲しいと思う。ALBA(米州ボリバル同盟)の試みはここで潰えてはならない。
折りしもわが国では、バカがTPPへの参加に向けて闇雲に突っ走っているところだ。遠い世界の出来事が、まさに共時的な事柄であることが改めて認識される。

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華やかな地獄道
人件費を削り、社員に過重労働を強いる企業というものがある。こうした企業の場合、人手を増やせというだけでは不十分である。この手の経営者は、人手を増やせばさらにそのキャパを上回る量の仕事を受注してくるものである。社員の負担を減らすという思考法はここには存在しない。
本来、労働者のために行われるべき事柄を、徹底的に悪用する。資本主義とはそのように働くものである。これは政治の世界においても同様である。よさげにみえる政策に浮かれはしゃいでいると、手痛いしっぺ返しを喰らうだろう。その時はもう遅いのである。

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大ニッポン原子力オリンピック?
政府、マスコミ共に、何が何でも東京でオリンピックとやらを開催したいらしい。防護服に身を包んだ聖火ランナーが、福一のグシャグシャになった三号機の形をした聖火台に着火する様子を想像してしまった。流石にブラック過ぎるが。

リゴリズム批判についてあれこれ考える。言いたい事は色々あるが、遅くなってしまったので、後日に回す。自分にとって大切なテーマなのであるが。

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「安倍晋三は恥を知れ」
西東京の脱原発デモに参加。保谷から田無まで歩くもので、コースとしてはなかなかの距離だった。自民党政権下、情勢はかなり厳しくなっているが、諦めるわけにはいかない。

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嘗て埴谷雄高は「政治の幅は生活の幅よりも小さい」と述べた。私達はこれに倣って「経済的利益の幅は命の幅よりも小さい」という事がいえると思う(「経済はナンセンス」という意味ではない)。今、世界中で行われている事は、人間の生命よりも経済的利益を、それも一部の人間の利益を優先するという事である。
社会的弱者を抹殺することによって、一部の人間莫大な富を手にする。だが、それすらも経済復興という錦の御旗があれば、「すべてよし」と片付けられてしまう。原発再稼動で景気回復だ、原発輸出で景気回復だ、TPPで景気回復だ、生活保護削減で景気回復だ云々。いうまでもなく、全てウソである。こんなものは「人命尊重のために戦争やろう」といっているのと同断である。
にもかかわらず、株価がバブルで上がれば、景気回復めでたいめでたいと喧伝されてしまう。勿論、何をもって経済復興や景気回復といえるのか、その定義が問題になると思う。だが、ある種の人間に金が転がり込めば、景気回復のアリバイは成立してしまう。
だからこそ私は強調したい。「経済的利益の幅は命の幅よりも小さい」と。

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昨日渋谷で行われた「LOVEデモ」の動画。私はちょっと心身共に限界に達していたので、参加を見合わせた。


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マイナンバー法あるいは国畜の群れ
思うところは色々あるが、もはや語るだけ空しい。
以下は萩原恭次郎の詩「食用蛙」の全文である。ウィキソースにあるものは一部間違っているので注意されたい。

貴婦人の地下室●●●
私達は食用蛙です!
クロツケ
クロツケ
泣け! 叫べ!
「愛だ?」———赤い灯に破裂する心臓———「侮辱だ!」
人間の屠殺だ!
レケロ
レケロ

「倒せ!」「刺せ!」———赤い眼球!
「●●だ!」
「射て! 射て!…………騒音…………号令!
祖国よ
祖国よ
キロ キロ
キロ キロ

間断なき戦ひ! 突撃だ! 暗夜に沈没する艦!
卓上の噴水! 赤灯! 黄色の円————納棺だ
万歳!」「万歳!
ウラー!」——死人の山だ
R

R

R

R

鳴らせ! 叫べ! 歌へ! 踊れ!
生活のベルは鳴る
「走れ!」「暗夜だ!」「死そのものだ!」
「死ね! 卑怯者! 生きる力の前に!」
「穴へ追ひ払ふ者を罪せよ! 罰せよ! 屠殺せよ!」
●●●▲▲▲×××---■■■<<<
ウヰスキーに咲いた薔薇の花を煙りに吐く将校!
悲痛な音楽をキイにたたいてゐる女!
男と金貨! 百万燭光…………墓地の底まで絶叫する愛!
「娘よ」「私の身体は器械です! おつ母さん!」
泣け! 叫べ!
金貨! 卑怯者を賛美する戦争よ!
人間の屠殺だ!
レケロ レケロ
私達は食用蛙です!

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断章
仕事の都合で国分寺まで使い走り。下らない経緯があるのだが、電車の中で爆睡はできた。

前任者と同様、取り憑かれたように破滅の道をまっしぐらに突き進む総理大臣。破滅するなら一人でやってくれ。日本中の99%の人間を巻き込むな。

本棚を整理していたら、ディー・ブラウンの「わが魂を聖地に埋めよ」が見つかった。アメリカ・インディアンについて書かれた歴史書である。そういえば昔、コロンブス裁判というものがあった。ちょうど腰をぶっ壊していたため、参加できなかったのだが、要はコロンブスを語ることを通じて現代の私たち自身を問う、というものだ。まあ所詮、コロンブス本人は中世の野蛮人だしな。
ただ、この手の運動は危うい一面を持っている。一歩間違えれば第三世界主義のようなものに成り下がるし、「俺は目覚めた人間だ、お前達は無自覚な差別者だ」という、「俺は偉いのだ病」に直結しかねない。
まずは「人間って何なんだ」という素朴な問いかけから始めて欲しいと思う。糾弾ゴッコはうんざりだ。

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プロフィール

のわーる

Author:のわーる
首都圏に生息する一介の映画バカ。といってもまだ映画歴は浅いため、大家の作品をあまり見ていなかったりする。
たまに衝動的におかしな絵を描いたりもする。
尚、この「のわーる」という名前は同名の素晴らしいアニメ作品とは直接関係は無く、サド侯爵の登場人物の名に由来するものである。



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